紫尾山のふところに抱かれた山裾にある小さな蔵、軸屋酒造。地底146mから汲み上げられ清水は、この蔵で旬の薩摩芋と米麹(白麹)を原料に杜氏の巧みな技によって大切にはぐくまれ、滋味あふれる焼酎に生まれ変わるのです。麹はやわらかさと繊細さを合わせもつ白麹のみを用い、薩摩芋は太陽の日差しをたっぷり吸い込んだ旬の薩摩芋のみを用います。この地で創業以来、旬のみが持ち合わせている自然の滋味を焼酎に生かすことを信条とするため量産を避け、軸屋酒造独特の風味を維持する姿勢を誠実に守り、貫き通しています。■紫尾の露(甕仕込み)北薩摩の霊峰紫尾山の麓宮之城町平川で、軸屋権助が焼酎を造り始めたのは明治43年のことです。権助は一貫して「お湯割にした時にも力強い味」にこだわり、以来「辛口の権焼酎」とよばれたそうです。明治から4代飲みつがれてきたこの味に、原料のさつまいもの持つ甘味・まろやかさを白麹で引き出し、人の手で櫂を入れ静かに寝かせできあがったのがこの甕仕込みの焼酎です□原料:芋□容量:1800ml□度数:25度清く澄んだ水、こだわりの原料、甕仕込みの変わらぬ味。 東は霧島連山、西は東シナ海、北東には天草を遙かに望む北薩摩の霊峰紫尾山(標高1066m)。古くは秦の始皇帝の命により、徐福が不老不死の薬を求めて訪れたといわれる神秘の山。春は桜、夏は青葉、秋の紅葉、冬の樹氷と四季折々のうつくしい姿を広げています。 この山に降る大量の雨は、自然の大地をうるおし、年月をかけて地下深く滲みわたり、脈々と豊かに流れる伏流水を形成しています。この紫尾山の四季の恵みを存分に蓄えた、清く澄んだ水。これこそ軸屋酒造の生命の水です。 紫尾山のふところに抱かれた山裾にある小さな蔵、軸屋酒造。地底146mから汲み上げられ清水は、この蔵で旬の薩摩芋と米麹(白麹)を原料に杜氏の巧みな技によって大切にはぐくまれ、滋味あふれる焼酎に生まれ変わるのです。麹はやわらかさと繊細さを合わせもつ白麹のみを用い、薩摩芋は太陽の日差しをたっぷり吸い込んだ旬の薩摩芋のみを用います。この地で創業以来、旬のみが持ち合わせている自然の滋味を焼酎に生かすことを信条とするため量産を避け、軸屋酒造独特の風味を維持する姿勢を誠実に守り、貫き通しています。 今、焼酎は庶民的な酒として、たくさんの方々から支持を頂く時代になりました。北薩摩紫尾山の山麓からみなさまに喜んでいただける焼酎を、これからも個性ある風味と適正な価格でお手元にお届けして参ります。ご愛顧くださいますようお願い申し上げます。 だいやめをすっど ? 酒造発・本当に美味しい飲み方 ? ふくよかな風味を存分に楽しむには、まずストレートで。ほのかな芋の香りと、深みのあるうまさが、ふわりと広がります。 芋ならではの味わいが一段と引き立つお湯割り。焼酎とお湯の割合の目安は、6:4。お湯を注いでから焼酎を注ぐと、まろやかさが増します。 グラスに氷を入れてから焼酎を注ぎます。味わいは、きりっとしまり、芳醇さはそのままに、ひんやりとした咽ごしが楽しめます。 こだわりの飲み方は、前日に焼酎6水4の割合で割り、一晩寝かせます。水とやわらかになじんだ焼酎を人肌程度にお燗します。えも云われぬまろやかさを生みます。
次へ