約二年前より仕込み開始。焙煎を得意とする県外の業者に地元産ハダカ麦を持ち込み、焙煎してもらいました。二次仕込みでその焙煎した麦を投入し、発酵させたところ、常圧蒸留独特のコゲ臭しかせず、焙煎の意味が全くありませんでした。しかたなく、そのまま二年ほどタンクに寝かせていたところ、今ままで隠れていた上品な香ばしい香りが表面にでてきたのです。これには感動で、その勢いで商品化を急ぎ、市場にだしました。口に当たるアタックは甘く、焙煎した麦のほのかな香りと、キレの良い喉越しを楽しめます。ロック、出来ればお湯割で!
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