■麹米に縄文の頃は良く栽培されてい赤米を使用。甘味を凝縮したようなまろやかな味わい。飲み易く、後味も爽やか。■芋焼酎 25度 乙類 1800ml■原材料 さつま芋・米麹(赤米)■上妻酒造[産直鹿児島県]【宝満】25度 1800ml鉄砲伝来、宇宙に一番近いロケットの島「種子島」から。米の原始品種・「赤米麹」仕込み。深くまろやかな味わい、後味も爽やか。 種子島は、鹿児島県本土最南端佐田岬から南方43kmの洋上に浮かぶ島で、周囲166km、長さ58km、最大幅12kmという平坦な島です。島内の最高地点は、282mしかなく、隣の屋久島と好対象の地形をしています。飛行機だと鹿児島空港から40分、高速フェリーで1時間30分。西之表市、中種子町、南種子町に別れ、有名な鉄砲伝来のポルトガル船が漂着したのは、南種子町の門倉岬という所です。「宇宙開発センター」もこの南種子町にあります。麹の赤米「紅ろまん」 【赤米の伝説】 太古の昔、種子島の南「茎永」の地に玉依姫(たまよりひめ)という美しい女性が、馬の背に米を積んでやってきました。村の人々は玉依姫に従い、荒地を耕し田を作り、姫が持ってきた米を栽培したのです。それまで狩猟によって日々の糧を得ていた村人たちは飢えから救われたのです。ところがある年の事、日照りが続き田の水が枯れてしまい、村人たちは山のか陰の池から水を引こうとしました。しかし、玉依姫は神の住む池の水を引くことに反対しました。村人たちはそれでも強引に池の水を引く事にし、池の淵まで溝をほったのです。すると、神の怒りか大きな地響きと共に池の水は血のように真っ赤染まりました。玉依姫は村人たちに災いが来ぬよう、池に一人赴き消えてしまいました。すると、地響きもおさまり、空から大粒の雨が降り出し、村の田は救われたのです。村人たちはその池を「宝満の池」と名づけ、池の側に神社を建て、身代わりとなった玉依姫を祭ったのです。そして、その後この地には赤い色をした「赤米」が穫れるようなったのです。 【試飲しました】2004.2.14今日のメンバーは、百戦練磨のY.Oさんです。初めて飲む「宝満(ほうまん)」まずは、ストレートで「ん??、ショチュ(焼酎)ん香りがほとんどせん(しない)。」「上品でさっぱい(サッパリ)した味わい。」お湯割りで「上品な、よか(いい)香り。」 「本当にふくよかな甘味がして、飲み干した後も爽やか。赤米麹の仕業なのじゃろかい(でしょうか)。ずいずい飲んでしも(しまう)。」Y.Oさんも納得の旨さ、旨すぎて(やわらかすぎて)シシ鍋も大変美味しくいただけました。この ふくよかな味わいはわたくしもお薦めです。芋焼酎ベテランの方、またまた、飲み過ぎにご注意下さい。
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